法改正などの新着情報
各省庁などから発表される法改正・手続き変更などの最新情報をお知らせします。
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高校新卒者の39%、大学新卒者の32%が就職後3年以内に離職【厚生労働省】
2019年10月21日
厚生労働省は21日、平成28年3月に卒業した新規学卒者の、就職後3年以内の離職状況を取りまとめて公表しました。この離職率は、ハローワークに提出された新規学卒者の雇用保険の加入届の記載内容と、離職日に基づいて算出しているもので、例年10月中旬ごろに公表されています。
学歴別にみた3年以内離職率は、中学卒62.4%(前年比1.7ポイント減)、高校卒39.2%(同0.1ポイント減)、短大等卒42.0%(同0.5ポイント増)、大学卒32.0%(0.2ポイント増)となり、いずれも前年からほぼ横ばいの状況となっています。離職率は事業所規模が小さいほど高まる傾向が見られ、1000人以上では大学卒25.0%、高校卒26.0%と3割に満たないのに対して、100~499人では、大学卒32.2%、高校卒37.6%、最も規模の小さい5人未満では、大学卒57.7%、高校卒64.9%に上っています。また、産業別では「宿泊業・飲食サービス業」(大学卒50.4%、高校卒62.9%)の離職率が最も高くなっています。