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厚生労働省は13日、内閣官房等関係省庁とともに、経団連をはじめとする8団体に対して、新型コロナウイルス感染症への対応を踏まえた21年3月新卒者の就職・採用活動および19年3月新卒の内定者への特段の配慮を求める要請を行いました。このうち、これから本格化する採用・就職活動については、感染拡大防止の観点から、企業説明会の開催の必要性について改めて検討するとともに、インターネットなどの通信手段による代替的な説明会を積極的に行うこと、説明会を中止・延期する場合は学生の宿泊等の事情を踏まえ速やかに連絡することを求めています。併せて、エントリーシートの提出期限の延長や選考日程の後ろ倒しなどの柔軟な日程設定、多様な通信手段を活用した面接・試験の実施、これらの情報の積極的な発信などを要請しています。また、3月卒業の内定者については、内定取り消し防止のためあらゆる手段を講じること、やむを得ない事情により内定取り消しや入社時期の繰り下げ等を行う場合は、対象者の就職先の確保について最大限の努力を行うとともに、対象者からの補償等の要求には誠意を持って対応することを求めています。