事務所だより 2023年5月号

障害者法定雇用率が段階的に上昇!? 

2024年4月から! 法定雇用率が引き上げられます

2023年1月、厚生労働省は企業の障害者法定雇用率について、現在の2.3%から段階的に引き上げ、2026年には2.7%にすることを決定しました。引き上げは2回に分けて行われる予定です。
2023年4月現在の法定雇用率は2.3%に据え置かれていますが、2024年4月に2.5%、2026年4月には2.7%となる予定です。
少しでも、障害者の働きやすい職場環境に整備する、あるいは業務の見直しを行い改善する、などの対策については、早めに取組む必要がありそうです。

 

法定雇用率とは

民間企業、国、地方公共団体は、「障害者の雇用の促進等に関する法律」に基づき、それぞれ以下の割合(法定雇用率)に相当する数以上の障害者を雇用しなければならないこととされています。対象となる障害者は、身体障害者、知的障害者、または精神障害者(精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている者に限る。)のことを指しています。
※現在

民間企業に課された雇用率が最も低く、国や地方公共団体などの公的機関が高くなっていますが、今回の引き上げは民間企業だけでなく、公的機関も同様に行われます。
2026年度より、国および地方公共団体等は3.0%、教育委員会は2.9%へ引き上げられる見込みです。

 

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