事務所だより 2023年10月号
副業・兼業の現状と課題!!
副業者が60万人増加に 就業構造基本調査 !
資料出所:総務省・厚生労働省
総務省は5年ごとに就業状況を調査しており、今回は昨年10月1日現在で実施しました。
有業者は6706万人で、前回調査の2017年に比べ85万人増加しました。一方、無業者は4313万人となり、163万人の減少です。また、非農林業従事者のうち、副業がある者の割合は4.8%の305万人となり、17年と比べて60万人増加しました。
現在就いている仕事を続けながら、他の仕事もしたいと思っている追加就業希望者は、7.8%の493万人で、17年から93万人と増加傾向にあります。
追加就業希望者比率を都道府県別でみると、東京都と沖縄県が10.2%で最も高く、次いで神奈川県と京都府が8.8%で続いています。統計結果からすると、副業・兼業は徐々に「普通のこと」として捉えられているのかもしれません。
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