事務所だより平成27年11月号

女性活躍推進法が成立！！　その②　取組　「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」

ポジティブアクション　！！

今後労働力人口が減少していく中で、女性の活躍推進は、各企業において真剣に検討されるべきテーマであり、女性が能力を発揮できない環境は、企業にとって機会損失であると考えることから始めましょう。
特に「女性では…」というような先入観がある場合には、真っ先にこれを払拭しなければなりません。結果として、女性が活躍できるようになることは、大きなビジネスチャンス到来であり、このことが男女・年齢問わず誰にとっても魅力的な職場環境が実現できることにつながるように思います。

喫緊の課題として取り組むことが必要　…　？！

さまざまな制度を整備すれば、すぐに女性活躍の場と結果が出るものではなく、社員の意識改革を含めた息の長い職場風土の改革が必要です。組織構成の在り方からしても、中核的な役割を果たす中堅層が減少している、現場の運営や若手層への技能伝承等で人手不足に陥っている、などの関連要因の現状を分析しつつ、自社にとって最適な取り組みを行うことが重要だと思います。
また、新たな市場ニーズへの対応策として、女性の活躍推進を契機とした競争力向上に向けた取組として捉えている企業もあります。
それぞれの企業にとって、女性の活躍推進が喫緊の課題となるのかどうか、法律以前の問題として検討されることをお勧めいたします。