2025年 新年挨拶
2025年 新年挨拶
新春の候、皆様には健やかに新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。旧年中は格別のご愛顧を賜り、心より御礼申し上げます。
2025年は、労働・社会保険分野においても重要な転換期となる一年です。4月には育児・介護休業法の改正が施行され、短期間の休業取得や柔軟な働き方を支援する制度がさらに強化されます。この改正は、働く人々の多様性をより幅広く支援すると同時に、企業の対応力が試されるものと考えられ、一人一人に合った柔軟な働き方の模索、実現に向けて制度対応を迅速かつ適切に行うことが求められます。
またデジタル社会の進展に伴い、マイナンバー制度の活用範囲拡大が進行しています。マイナポータルを介した離職票の交付が開始され、雇用保険や社会保険の手続きの効率化が図られる一方、情報セキュリティ対策や運用方法の見直しが重要性を増しています。また、労働安全衛生法関係の提出書類の電子申請が義務化となります。
さらに、少子高齢化の加速による労働力不足への対応も重要な課題です。シニア層の活用や子育てや介護と仕事の両立を目指しつつ、企業が多様な人材を受け入れ、その能力を最大限に活用できる環境を整備が必要となります。
弊所では、こうした社会情勢の変化に対応し、クライアント企業の皆様の負担軽減と業務効率化に寄与するため、法改正対応や労務管理の課題解決を通じて、皆様の事業発展を全力でサポートいたします。また社会保険労務士としての専門性を活かし、最新の情報提供とコンサルティングサービスの拡充を図り、働きやすい社会の実現に向けて尽力する所存です。
最後に本年が皆様にとって飛躍の年となりますよう祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。
2025年1月1日
社会保険労務士法人 岩城労務管理事務所
代表社員 岩城 眞也